米グーグルが自社スマートフォン「Pixel 6」シリーズと「Pixel 7」シリーズへの顔認証機能の搭載を検討していることを、海外テックメディアの9to5Googleが伝えています。
現在販売されている「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」には、顔認証機能が搭載されておらず、かわりに画面指紋認証機能が採用されています。一方で、両スマートフォンには発売前は顔認証機能が搭載される予定であったことは、以前にも報じられていました。
今回の報道によればグーグルはAndroid 13において、Pixel 6/7のディスプレイ指紋センサーと、フロントカメラによる顔認証機能を組み合わせることを検討しているそう。具体的には、顔認証機能で顔を部分的に認識できれば、指紋認証機能の条件を緩める、という仕組みになるようなのです。
このように指紋認証センサーと前面カメラを組み合わせれば、追加のハードウェアなしで顔認証機能を搭載できる可能性があります。さらには、フロントカメラの性能がPixel 6 Proにくらべて劣るPixel 6や、廉価な「Pixel 6a」でも、顔認証機能が利用できるようになるというのです。
また9to5Googleは、次期モデルのPixel 7シリーズでも顔認証機能の開発がすすめられていることを伝えています。手袋をはめているときや指が濡れているときにも利用できる顔認証機能の搭載、Pixelスマートフォンでもぜひ実現してほしいものです。
Source: via 9to5Google