台湾のエイサーは、ユーザー個人などが自ら修理やアップグレードをすることができるChromebook「Vero 514」を海外向けに発表しました。このような製品は同ブランドにとって初めてです。
Vero 514はアップグレードや修理のために、本体を簡単に開けることが可能。個人や企業がRAMの増量などを行うことができます。
本体スペックについては、Intel Iris Xe グラフィックスを搭載した第12世代のCoreプロセッサを使用し、10時間のバッテリー持続時間を実現。ディスプレイは14インチ/1920 x 1080ドットで、最大RAMは16GB、最大内蔵ストレージは256GBです。本体は「MIL-STD-810H」に準拠したタフネスボディになりました。
また、Vero 514はメインシャーシに30%、キーキャップとスピーカーに50%の再生プラスチックを使用するなど、エコに配慮。内部ファンと特徴的な「OceanGlass」トラックパッドには、海洋由来のプラスチックが使用されています。
Vero 514は米国では10月に499ドル(約6万8000円※)で、その他の国では11月から599ユーロ(約8万2000円)で発売される予定。
※1ドル=約136.8円で換算(2022年8月25日現在)
Chromebookは廉価な教育機関向けの製品がイメージされますが、Vero 514はそこに修理/アップグレードやエコ重視などの要素を盛り込み、現代のトレンドを反映したノートパソコンと言えそうです。
Source: 9to5Google