「auを使っているけど、povoへ乗り換えた方がいいのかな?」
「auからpovoへ乗り換えるメリットは何があるのかな?」
と思ったことはありませんか?
結論からお伝えすると、月額料金を節約したいなら、auからpovoへの乗り換えがおすすめです。
この記事では、auからpovoへの手続き方法を解説します。auからpovoへの乗り換えは、基本的にオンラインで行います。
auからpovoへ乗り換えるメリットは、下記のとおりです。
- auからpovoに乗り換えるメリット
なお、auからpovoへ乗り換える時の注意点は、下記のとおりです。
povoへの乗り換えがおすすめな人や、よくある質問もあわせて解説します。ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
※この記事は、2023年10月時点での情報です。
auからpovoに乗り換える際の手続き3ステップ
(画像引用:povo公式サイト)
auからpovoへの乗り換えは、下記の3ステップで完了します。
- auからpovoに乗り換える際の手続き3ステップ
それぞれのステップを解説します。
ステップ①povoを利用する端末とクレジットカードを用意する
まずはauからpovoに乗り換える端末と、クレジットカードを用意します。
通常、他社回線へ乗り換える際は、端末のSIMロックを解除する必要があります。しかし、povoはauと同じKDDIが運営しているため、SIMロックの解除は不要です。
支払いにはクレジットカードを用意する必要があります。
ステップ②povoの公式サイトの申し込みボタンから手続きする
povoの公式サイトへアクセスし、申し込みボタンをタップして手続きを始めます。
注意事項が表示されるので、確認したらチェックを入れましょう。
povoに乗り換えるau IDでログインしたら、契約内容の入力や確認をして、Webでの手続きは完了です。
ステップ③SIMの開通手続きを行う
Webでの手続きが完了したら、SIM開通の手続きを行います。
SIM(通信を行うためのチップ)はSIMカードとeSIMの2つのパターンがあります。
eSIMは、プロファイルと呼ばれるデータをダウンロードして使う、デジタル式のSIMです。
- 「povo2.0アプリ」をダウンロードしておく。
- 郵送でSIMカードを受け取る。
- アプリで「SIMカードを有効化する」をタップする。
- SIMカードのバーコードを読み取り、SIMカードを有効化する。
- 端末の電源を切ってSIMカードを挿入する。
- 端末の電源を入れてWi-Fiを切った状態で通信ができることを確認する。
- 発信テスト用番号「111」へ電話をかけて、通話が可能か確認する。
- 「povo2.0アプリ」をダウンロードしておく。
- Wi-Fiに接続した状態でアプリの「eSIMを発行する」をタップする。
- 「eSIMの設定」をタップする。
- 「SM-DP+アドレス」と「アクティベーションコード」をコピーする。
- 端末の「設定アプリ」>「モバイル通信」>「モバイル通信プランを追加」をタップする。
- 「詳細情報を手動で入力」をタップ。
- 「SM-DP+アドレス」と「アクティベーションコード」を入力する。
- 「モバイル通信プランを追加」をタップする。
- Wi-Fiを切った状態で通信ができることを確認する。
- 発信テスト用番号「111」へ電話をかけて、通話が可能か確認する。
auからpovoに乗り換えできない時の原因
auからpovoに乗り換えができない時は、下記の原因の可能性があります。
- auからpovoに乗り換えできない時の原因
それぞれ紹介します。
auの契約状況
下記のように、auのプランやオプションの状態によっては乗り換えができません。
- MNP予約番号を取得した
- auで手続き中の申し込みがある
- auでセット割引が適用されている回線がある
MNP予約番号の取得・手続き中の申し込み・セット割引をキャンセルしてから、手続きを行いましょう。
なお、auに機種変更した後すぐの乗り換えもできません。
ブラウザアプリ以外での申し込み
乗り換えの手続きは、povoのアプリではなくブラウザから行います。
SafariやGoogle Chromeからpovoの公式サイトへアクセスして、申し込みしましょう。
ウォッチナンバー回線
ウォッチナンバー回線であることも、povoに乗り換えできない原因として考えられます。
ウォッチナンバー回線からは申し込みができません。ウォッチナンバー回線以外から申し込みましょう。
auからpovoに乗り換える5つのメリット
auからpovoに乗り換えるメリットは、主に下記の5つです。
- auからpovoに乗り換える5つのメリット
順番に解説していきます。
メリット①月額料金が抑えられる
povoはauと比べると、月額料金を安くすることができます。
容量別の月額料金の最安値は、下記表のとおりです。
データ容量 | au | povo |
---|---|---|
1GBまで | 3,465円 (ピタットプラン 5G/ ピタットプラン 4G LTE) | 990円 (データ追加3GB) |
3GBまで | 5,115円 (ピタットプラン 5G/ ピタットプラン 4G LTE) | 990円 (データ追加3GB) |
20GBまで | 7,238円 (使い放題MAX 5G/ 使い放題MAX 4G) | 2,700円 (データ追加20GB) |
あまり容量を使わない人であれば、povoに乗り換えると月額料金を安く抑えられます。
メリット②auユーザーは手続きが簡単である
auユーザーであれば、SIMロックの解除やMNP予約番号の取得は不要です。すぐにpovoへ乗り換えができます。
ただし、auに乗り換えたばかりの人は、auへの加入と同じ日に、povoへ乗り換えることはできません。翌日以降に手続きを行いましょう。
メリット③データ容量やオプションを好きに選べる
povoは基本料金が0円で、自分で好きなデータ容量やオプションを追加していく「トッピング」のシステムを採用しています。
トッピングの内容は、下記の表のとおりです。
トッピング | 料金 | 期間 |
---|---|---|
データ使い放題 | 330円 | 24時間 |
データ追加1GB | 390円 | 7日間 |
データ追加3GB | 990円 | 30日間 |
データ追加20GB | 2,700円 | 30日間 |
データ追加60GB | 2,700円 | 30日間 |
データ追加150GB | 12,980円 | 180日間 |
DAZN使い放題パック | 760円 | 7日間 |
smash.使い放題パック | 220円 | 24時間 |
5分以内通話かけ放題 | 550円 | 1ヶ月 |
通話かけ放題 | 1,650円 | 1ヶ月 |
スマホ故障サポート | 830円 | 1ヶ月 |
上記の中から、自分に必要な分だけトッピングを追加します。
メリット④高品質なau回線
povoはau回線を利用しています。そのため、通信の品質にも問題はありません。
格安SIMであれば、通勤や通学の時間・昼休みの時間は回線が混雑するため、通信速度が遅くなることがあります。
しかし、povoはauの格安プランのため、快適なスマホの利用が可能です。
メリット⑤違約金や手数料がかからない
通常、回線を乗り換える際は、違約金や手数料がかかります。
しかし、auからpovoへの乗り換えであれば、違約金や手数料は発生しません。
auからpovoに乗り換える際の5つの注意点
auからpovoに乗り換える時は、下記の5つに注意が必要です。
注意点をそれぞれ解説します。
注意点①キャリアメールが無料で使えない
povoに乗り換えると、キャリアメールが使えません。
キャリアメールではなく、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールであれば、povoへ乗り換えても使い続けられます。
どうしてもキャリアメールを使いたい場合は、別途申し込みをすれば、月額330円で利用が可能です。
注意点②手続きはすべて自分で行う必要がある
povoへ乗り換える時の手続きは、すべて自分で行います。
なお、下記のプランや割引を適用している場合は、別途手続きが必要です。
2年契約(自動更新なし)はチャットからしか申し込みできない。
タブレットデータシェアプランやスマホセット割などは、変更・廃止する必要がある。
チャットサポートもうまく活用して、手続きを済ませましょう。
注意点③auで適用された割引が使えない
auで適用されていた下記の割引は、povoに乗り換えると適用の対象外です。
- auスマートバリュー
- au家族割
- au PAYカード
上記の割引を利用している人は、povoに乗り換えると料金が高くなってしまう場合があります。
auでの月額料金と、povoに乗り換えた場合の月額料金を比べて、どちらが安いかチェックしてみましょう。
注意点④180日間以上有料オプションを購入しないと利用停止・契約解除になる
180日間以上、有料オプション(トッピング)の購入がない場合、利用停止・契約解除になります。
通話もSMSもまったくしない場合は、180日間中にオプション(トッピング)を購入しましょう。
注意点⑤留守番電話が利用できない
povoでは留守番電話が利用できません。
留守番電話をよく使う人は、テキストで伝えるか、相手につながるまでかけ続けるなど、別の手を打つ必要があります。
auからpovoへの乗り換えがおすすめな人
auからpovoへの乗り換えがおすすめなのは、下記に当てはまる人です。
- auからpovoへの乗り換えがおすすめな人
それぞれ解説します。
月額料金を下げたい人
povoの基本料金は0円で、1ヶ月で3GBをわずか990円で使えます。
家ではWi-Fiを使う人や、外出先であまりデータを使わない人は、auからpovoに乗り換えると月額料金を抑えることが可能です。
オンラインの手続きで問題ない人
「注意点②手続きはすべて自分で行う必要がある」で解説したとおり、povoはサポートや手続きを、店舗や電話で対応していません。
オンラインでの手続きで問題がない人向けのプランといえます。
必要なデータ容量が月によって違う人
月によって使うデータ容量にバラつきがある人も、auからpovoへの乗り換えに向いています。
必要なデータ容量に応じてトッピングできるため、データ容量をあまり使わない月はデータ容量の少ないトッピングを購入することが可能です。
auからpovoへの乗り換えにおすすめのタイミング
auからpovoへの乗り換えにおすすめなのは、下記のタイミングです。
- auからpovoへの乗り換えにおすすめのタイミング
それぞれ解説します。
auのデータ容量がなくなった時
auからpovoに乗り換えるなら、auのデータ容量を使い切ったタイミングをおすすめします。
auでデータ容量が残っていた場合、povoにデータ容量を引き継ぎできないからです。
なお、データ容量には、締め日があるため、締め日前には変更を済ませておきましょう。
auの特典や割引キャンペーンの期間が終わった時
下記のような、キャンペーンが適用されなくなったタイミングでの乗り換えもおすすめです。
- U22キャンペーンのような年齢制限があるキャンペーン
- スマホスタートプランのような期間限定のキャンペーン
キャンペーンの適用外であれば、povoに乗り換えた方が月額料金を抑えられる可能性があります。
キャンペーンの適用から外れるのはいつなのか、確認してから乗り換えましょう。
auからpovoへの乗り換えでよくある質問5つ
auからpovoへの乗り換えでよくある質問は、下記の5つです。
それぞれの質問に回答します。
Q1:auからpovoに乗り換える際に、SIMカードはそのまま?
auからpovoに乗り換える際のSIMカードは基本的にはそのまま利用できます。
しかし、下記のスマホを利用している人は、SIMカードの交換が必要です。
- iPhone 7シリーズ
- iPhone 6シリーズ
- iPhone SE(第1世代)
上記のスマホは「au ICカード」と呼ばれるSIMカードの変更が必要になります。
そのため、該当するスマホを持っている人は、SIMカードの変更が必要なことを認識しておきましょう。
Q2:auからpovoへの乗り換えでは、違約金が必要?
auからpovoへ乗り換える場合、違約金は不要です。
auから乗り換えたいけど違約金の高さが気になる人は、povoへの乗り換えを検討してみましょう。
Q3:月の途中でauからpovoに乗り換えたら、料金は日割り?
月の途中でauからpovoに乗り換えたら、以前に契約していたauの料金は、利用日数に応じて日割りで請求されます。
「月の途中で乗り換えたのに1ヶ月分を請求された」と損をすることはありません。
Q4:auからpovoに乗り換える時、解約手続きは必要?
解約の手続きは不要で、MNP予約番号やSIMロック解除も不要となっています。
MNP予約番号は、利用している電話番号を他社回線でも使えるようにするための番号です。
手続きを手間に感じるauユーザーは、povoであれば乗り換えが簡単なので、おすすめです。
Q5:auからpovoに乗り換えるタイミングはいつがいい?
auのデータ容量がなくなった時と、キャンペーンが適用されなくなった時がおすすめです。
詳しくは、「auからpovoへの乗り換えにおすすめのタイミング」で解説しています。ぜひご覧ください。
まとめ:auからpovoへ乗り換えてお得にスマホを使いましょう
この記事では、auからpovoへの乗り換えについて解説しました。
auからpovoへの乗り換えがおすすめなのは、下記に当てはまる人です。
- auからpovoへの乗り換えがおすすめな人
auからpovoに乗り換えるメリットは、下記の5つです。
- auからpovoに乗り換えるメリット
下記の注意点もあるので、事前に把握しておきましょう。
この記事を参考にauからpovoに乗り換えて、お得にスマホを使ってくださいね。
povoはいつ乗り換えても日割りになり、スマホの月額基本料金を下げられるので早めの手続きがおすすめです。安いのに通信速度が速いpovoをぜひ活用してみてください。
参考サイト
総務省
消費者庁
国民生活センター
日本データ通信協会
電気通信事業者協会
電気通信消費者相談センター
電気通信サービス向上推進協議会
一般財団法人 インターネット協会
一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会
povo
au