米アップルの次期Mac Proで選択可能なプロセッサ「M2 Extreme」は48コアCPU、160コアGPU、384GB RAMの搭載に対応するとの情報を、海外テックサイトのMacworldが伝えています。
さまざまなMacがアップル独自開発の「MXチップ(Xは数字)」に切り替わる中、いまだに米インテルのプロセッサを搭載しているMac Pro。一方で今年3月に発表されたデスクトップ向けパソコン「Mac Studio」で選択可能な「M1 Ultra」は、20コアCPU、最大64コアGPU、最大128GB RAMの搭載が可能というスペックでした。
Macworldの報告によれば、来年にはM2 Extremeがリリースされ、次期Mac Proにて選択可能になるとのこと。また同サイトは、その他の未発表Macに搭載されるであろうM2シリーズのスペックも予測しています。
M2 Pro:最大10コアCPU、最大20コアGPU、最大48GB RAM
M2 Max:最大10コアCPU、最大40コアGPU、最大96GB RAM
M2 Ultra:最大24コアCPU、最大80コアGPU、最大192GB RAM
さらに最近の報道では、「iPhone 15 Pro」の「A17」にさきがけて、M2プロセッサに先進の3nmプロセスが導入される、との報道も登場しています。これらの情報が正しければ、M2 Extremeを搭載した次期Mac Proは圧倒的な性能と省電力さを実現した、まさに次世代のワークステーションとして登場するのかもしれません。