米アップルのミニLED搭載ディスプレイのリリース次期が2023年初頭まで延期されたことを、ディスプレイ関連アナリストのRoss Young氏が伝えています。
ミニLEDとは微細なLEDをディスプレイのバックライトとして用いる技術で、すでにMacBook Proにも採用されています。これまで、同技術を利用したアップル製ディスプレイは2022年の夏、あるいは10月の発売が予測されていました。
Young氏の報告によれば、ミニLED技術を採用したディスプレイは27インチサイズで、現行モデル「Studio Display」の上位モデルとして登場します。現時点では詳細は不明ですが、120Hz駆動といったより高いスペックの製品となるのかもしれません。
また海外テックサイトの9to5Macは今年5月、アップルが7K解像度のディスプレイを開発しているとも報じています。これが、ミニLEDによるアップル製ディスプレイに相当するのかは不明です。
現在販売されているStudio Displayと「Pro Display XDR」はそれぞれ21万9800円から/72万8480円からと、かなりの価格差があります。その中間を埋めるようなミニLED方式のディスプレイが登場しても、おかしくはないのかもしれません。
Source: Ross Young/Twitter via 9to5Mac