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2022/10/11 18:30

Pixel Watch、実は一部のFitbit機能が使えない? ソフトウェア・アップデート待ちかも

米Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」では、同社が数十億ドルで買収したFitbitの様々な健康管理やフィットネス機能が統合されたことが強調されています。「Help by Google.Health by Fitbit」とキャッチフレーズに謳われているほどです。

↑Image:Google

 

しかし公式サイトを確認すると、一部のFitbit機能がサポートされていないことが明らかにされています。

 

実はGoogleストアにはPixel WatchとFitbit製品を比較するページが用意されています

↑Image:Google

 

それによるとPixel Watchに欠けているFitbit機能は、まず主要ともいえる「エクササイズの自動認識」です。本機能は心拍数測定などの各種センサーを使い、高運動のアクティビティを自動的に検知して記録するしくみ。ウォーキングやランニングなどを始めれば、何の操作もせずに追跡してくれるのです。

 

が、この機能はPixel Watchでは「ナシ」とされています。またFitbit Sense 2やFitbit Versa 4では可能な「水泳のストローク数記録」もサポートされていません。

 

とはいえ、不思議なことに別のページでは「エクササイズの自動認識(Automatic exercise tracking)」を備えていると書かれています。この件につき、米9to5Googleはグーグルに連絡を取っているとのことです。

 

再びFitbit製品との比較ページに戻ると、Pixel Watchは「不規則な心拍リズムの検知」にも対応してないことが確認できます。なお日本向けページでは心電図アプリもないように見えますが、米国向けページでは書かれているため、単に「日本で医療機器としての認可を取ってない」ためと思われます。

 

ほかPixel WatchにないFitbit機能としては、ストレスの通知やガイド付き呼吸セッション、サイレントアラームとスマートアラーム、血中酸素ウェルネスのモニタリング、それに「睡眠プロフィール」等です。

 

これらが欠けたままなのか、それともソフトウェア・アップデートにより後で追加されるのか。どちらかは不明ですが、グーグルがユーザーの「Fitbit並みの豊富な健康・フィットネス機能を使いたい」という願いに応えるよう期待したいところです。

 

Source:9to5Google