米グーグルの新型タブレット「Pixel Tablet」と、今後のが噂されている折りたたみスマートフォン「Pixel Notepad / Pixel Fold(仮称)」について、本体側面に指紋認証センサーが搭載されるとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。
Pixel Notepadはこれまで何度もその投入が噂されてきたデバイスで、現在は2023年3月の製品発売が報じられています。一方でPixel Tabletはすでに2023年の発売が正式発表されており、ドッキングステーションを利用した新たな使い方ができるタブレットになるとアピールされています。
9to5Googleによれば、Android OSのコードに「X-aligned」「Y-aligned」と呼ばれる、本体上部/側面の指紋認証機能を意味する文字列が発見されました。これは、「folded」「unfolded」という2つのデバイスに対応することから、Pixel TabletとPixel Notepadにおける同機能のサポートが予測されているのです。
また、Pixel Notepadの内側のディスプレイ解像度は1840×2208ドットに、そして外側のディスプレイの解像度は1080×2100ドットになることも伝えられています。一方で、Pixel Tabletのディスプレイ解像度は2560×1600ドットとなるようです。
折りたたみスマートフォンの側面に指紋認証センサーを搭載すれば、折りたたみ時/展開時のどちらでもセンサーが使えるという利点があります。またPixel Tabletでは、電源ボタンに指紋認証センサーが搭載されることが予測されます。
現在Pixelスマートフォンに採用されているディスプレイ指紋認証機能はあまり評判が良くなく、「Pixel 7」では顔認証機能が復活しました。一方で「枯れた技術」でもある本体側面の指紋認証機能なら、安定した動作が期待できそうです。
Source: 9to5Google