米グーグルは廉価スマートフォン向けのモバイルOS「Android 13(Go Edition)」を正式発表しました。
「Android 13」は今年リリースされた最新モバイルOSで、プライバシーやセキュリティ、UIの最適化、インターフェイスの調色機能「Material You」の搭載が特徴です。一方でAndroid(Go Edition)は、低性能な端末や低速な通信環境でも利用できるように最適化されています。
グーグルによれば、Android 13(Go Edition)は信頼性、ユーザビリティ、カスタマイズに焦点があてられています。具体的にはGoogle Playのシステムアップデートを導入し、Androidのメジャーリリースとは別に、重要なソフトウェアアップデートを定期的に受け取ることができるようになりました。
自分に適したコンテンツをより簡単に見つけられるように、ホーム画面から右にスワイプして、記事やその他のコンテンツのリストを見ることができる「発見(Discover)」機能が登場。さらにAndroid 12から採用されたMaterial YouがGo editionにも導入され、スマートフォンの壁紙と配色をカスタマイズできるようになっています。その他にも通知許可やアプリ言語設定など、Android 13の主要な機能も提供されます。
Android 13(Go Edition)を搭載したスマートフォンは、2023年に発売される予定です。日本ではあまり縁のないGo editionのスマートフォンですが、新興国では広く活用されることが期待されます。
Source: グーグル via 9to5Google