アップルが、独自に開発している自動車「アップルカー(Apple Car:仮称)」を2026年に10万ドル(約1370万円※)以下で発売すると、金融メディアのブルームバーグが報じています。
※1ドル=約136.8円で換算(2022年12月8日現在)
アップルカーといえば、開発チームの採用など周辺情報は何度か報じられているものの、実際の機能やデザインなどは謎のまま。音声アシスタント「Siri」による操縦や、充電プラグの自動位置合わせなどの機能について報じられたこともありましたが、いずれも噂の域を出ません。
今回の報道によると、アップルは当初、ハンドルやペダルがなく、乗客が向かい合うリムジン風のクルマを開発していたものの、このプロジェクトは縮小したとのこと。現在は運転席、ハンドル、ペダルがあるデザインとなり、完全な自律走行はできないものの、高速道路では自動運転モードが使えると言われています。
価格に関しては、当初の計画ではアップルカーは12万ドル(約1640万円)を超える予定でした。しかし、現在はより低い価格帯を想定しており、そのために自律走行機能が制限されるものと思われます。
アップルカーのデザインはまだ確定されておらず、2023年までにデザインを決定し、2024年までに機能リストを用意。2025年にテストが開始されると見られていますが、発売時期はまだまだ先となりそうです。