Pixel 7 Proのカメラアプリがアップデートされ、「マクロ・フォーカス」設定が追加されました。新たなバージョンは8.7.250であり、自動マクロ撮影に関する設定が変更しやすくなっています。
マクロ撮影とは、被写体に近づいてアップで撮影すること。Pixel 7 Proでは、通常レンズからウルトラワイドレンズに切り替えて、最短3cmからのマクロ撮影が可能です。
初期状態では、ある程度近づくとマクロ撮影に切り替わる「自動マクロ」が有効になっています。マクロ撮影モードに切り替わると、黄色いお花アイコンが登場。この花をタッチすると、マクロ撮影モードが解除されます。
この自動マクロ機能は、旧バージョンでも「カメラ設定」内にあるトグルスイッチをオフにすると無効にできます。もっとも、このトグルはメニューの深い部分(カメラアプリ左上の設定(歯車ボタン)>その他の設定内)にあり、直感的に分かりにくい感がありました。
さて新バージョンでは、カメラ設定からトグルが削除され、代わりにファインダーを下にさっとスワイプすると切り替えスイッチが出現。もしくは左上の設定ボタンをタップすると表示されるドロップダウンメニュー内に現れるようになり、自動マクロ設定が変更しやすくなりました。
自動マクロは便利そうなようで、不意にカメラが切り替わるために画角や画質が変わってしまい戸惑うとの人も出ていました。マクロ撮影よりも少し離れてズーム機能を使った方がきれいな写真を撮りやすいとの声もあり、基本的には自動マクロはオフにした方がいいかもしれません。
Source: 9to5Google