グーグルはブラウザ「Chrome」に、メモリやバッテリー消費を低減する機能を導入したと案内しています。
メモリ節約モードでは、デスクトップ向けChromeのメモリ使用量を最大30%削減することができます。同モードでは、使用していない開いているタブのメモリを解放。これにより、アクティブなタブをよりスムーズに使用できるそうです。一方で非アクティブなタブは、再読み込みがおこなわれます。
一方でバッテリー節約モードは、デバイスのバッテリーレベルが20%に低下したときに動作します。そしてChromeのバックグラウンドのアクティビティと、ビデオやアニメーションを含むタブの視覚効果を制限し、デバイスがより長く動作するのです。
これらの機能はデスクトップ向けChromeの「ビルド:m108」としてすでに配布が始まっており、今後数週間のうちにすべてのユーザーに提供されます。また特定のサイトではバッテリー/メモリ節約モードをオフにすることも可能です。
今後は外出先にて、デバイスのバッテリー残量が少ない場合でもよりChromeを安心して使うことができそうです。