「Windows 11」にてようやく画面録画ツールが標準搭載されることを、海外テックサイトのThe Vergeが報じています。
意外なことにこれまでWindows 11で画面録画をするには、「Xbox Game Bar」やサードパーティ製アプリを利用する必要がありました。標準搭載されたツールの「Snipping Tool」では、静止画によるスクリーンショットしか撮影できなかったのです。
しかしWindows 11のテスター向けにアップグレードされたSnipping Toolでは、新たなオプションによって画面全体、あるいは切り取った一部の部分を録画することが可能になりました。このスクリーンショット撮影ツールで動画録画が可能になるのに、実に4年もかかったことになります。一方で一部領域を切り取って録画する機能は、Xbox Game Barによる個々のアプリの録画機能よりも柔軟に利用できそうです。
新たなSnipping ToolはDev Channelにてテストされており、一般向けにリリースされるのは数週間から数か月後になることが予測されています。それでも、Windows 11にて気軽に画面録画が利用できるようになるのはありがたいことでしょう。
Source: The Verge