M1/M2チップを搭載した最新のMacにてWi-Fiの接続が不安定になる問題を、企業向けWi-Fiシステムを管理するMeterが報告しています。
Meterによれば、最新のmacOSのアップデートによって一部のM1およびM2 MacBookにてWi-Fi接続の問題が発生しているとのこと。具体的にはインターネット接続が遅くなったり、ビデオ通話が途切れたり、あるいはWi-Fi接続が完全に切断されたりするなどのケースが報告されています。
Meterは他のベンダーとともにこの問題をアップルに提出しており、「アップルも問題を認識している」とのこと。具体的には「AirDrop」や「AirPlay」などの機能に利用される「Apple Wireless Direct Link(AWDL)」のインターフェイスに問題があることも報告されています。
さらにUCLA IT Servicesはこの問題でアップルと協力し、ベータ版のOSにて問題をすでに解決したそう。そして近々リリースされる「macOS 13.1」にて、このWi-Fi問題が修正されるとしています。
というわけで、幸いなことに解決策の見つかっているM1/M2 MacのWi-Fi問題。もし同様のトラブルに遭遇した場合は、macOS 13.1のアップデートを待ってみてもよさそうです。