アップルが提出した特許により、将来のiPhoneで衛星通信を利用した高速接続が利用できる可能性が浮上しました。
アップルは「iPhone 14」シリーズにて、衛星通信による緊急通報機能を追加。携帯電波のない遠隔地からでも、緊急機関に助けを求めることが可能です。一方でこちらでは、ネットサーフィンやSNS、そしてもちろん動画視聴などは利用することはできません。
アップルが提出した特許では、衛星通信を利用してテキスト以外のデータをやり取りするアイディアが説明されています。具体的にはメディアデータ(動画ストリーミングやテレビ、ラジオなど)、音声データ(電話の音声データ)、インターネットといったデータを通信できるのです。
アップルは衛星通信機能のサポートのために、衛星を運用しているGlobalstarに4億5000万ドル(約620億円)の投資を発表しています。現時点ではiPhoneの衛星通信機能がどのように拡張されるのかは不明ですが、もしかすると将来は、携帯の電波がなくてもリッチなコンテンツが楽しめるようになるかもしれません。
Source: Patently Apple via 9to5Mac