Google(グーグル)の次期フラッグシップスマートフォン「Pixel 8(仮称)」シリーズで、メインカメラの画質が向上する可能性があると、ソフトウェア開発者のKuba Wojciechowski(クバ・ヴォイチェホフスキ)氏が述べています。
Wojciechowski氏によれば、「Google Camera Go」アプリの内部にはPixel 8シリーズのコードネームとされる「Husky」と「Shiba」が含まれていました。そして同アプリのコードに、「スタッガードHDR」という機能への言及が存在していたのです。
Google’s 2023 flagship Pixels to include support for staggered HDR – ? pic.twitter.com/ZfWtwQBykY
— Kuba Wojciechowski⚡ (@Za_Raczke) December 19, 2022
スタッガードHDRとは、カメラセンサーが同じピクセルを使いながら、同時に異なる露出で撮影する機能。これにより、「HDR撮影」と同じく写真のダイナミックレンジを拡大しつつ、高速かつシャープな撮影ができる可能性があるのです。
このような新たな撮影機能が搭載されることから、Pixel 8シリーズではカメラセンサーの刷新が期待されています。現時点で詳細は不明ですが、スタッガードHDRをサポートするSamsung(サムスン)の「ISOCELL GN2」が搭載されるかもしれません。
Pixelスマートフォンはこれまで、ソフトウェア的な工夫を用いることで高い撮影画質を実現してきましたが、Pixel 8では新しいセンサーが画質を向上させる可能性があります。
Source: Kuba Wojciechowski⚡ / Twitter via 9to5Google