動画配信サービスのNetflix(ネットフリックス)が、パスワード共有に対する世界的な課金を2023年初頭から開始することを、The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)が報じています。
収益が減少しているNetflixは、以前から中南米においてパスワードの共有に対する課金を実施していました。これらの国では、世帯外からアカウントにアクセスする場合には認証コードを入力し、追加料金を支払う必要があります。また11月からは、広告付きの廉価なプランも登場しています。
そして報道によれば、2023年からこのアカウント共有に関する課金が全世界へと広められます。またアメリカでは広告付きプランが6.99ドル(約930円)にて提供されているため、アカウント共有に対してはそれ以下の月額料金が求められる可能性があるとのこと。また顧客離れを防ぐために、この新ルールは徐々に拡大される可能性もあるそうです。
ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、全世界では2億2200万アカウントが1億人とパスワードを共有しているとのこと。パスワード共有への課金や広告付きプランの導入により、Netflixの経営がどれだけ改善されるのかに注目です。
Source: The Wall Street Journal via MacRumors