Google(グーグル)が独自の紛失防止タグを開発していると、デベロッパーのKuba Wojciechowski(クバ・ヴォイチェホフスキ)氏が伝えています。
Apple(アップル)が販売する紛失防止タグ「AirTag」は、バッグや財布などに取り付けることで、その場所を知ったり、アラートを鳴らしたりすることができますが、「Pixel 6 Pro」や「Pixel 7 Pro」には、紛失防止タグでも活用できるワイヤレス通信方式「UWB(超広帯域通信)」が追加されていました。
Wojciechowski氏によれば、Googleは現在、Bluetoothの素早いペアリングを実現する機能「Fast Pair」を活用した、紛失防止タグの開発を進めているとのこと。開発はスマートホームデバイス「Nest」のチームが担当しており、「Grogu」「GR10」「Groguaudio」など複数の開発コードが存在しているようです。
製品の特徴として、紛失したアイテムを見つけるためのスピーカーを搭載していることが挙げられているほか、複数のカラーバリエーションが存在する模様。通信方式としては、UWBだけでなくBluetooth LEにも対応するそうです。
Wojciechowski氏は、この紛失防止タグは2023年5月の開発者会議「Google I/O」で発表され、今秋に新型Pixelスマートフォンと共にリリースされるかもしれないと予想。Googleからの正式発表に期待です。
Source: Kuba Wojciechowski / Twitter via The Verge