Twitterは開発者向けの規約を更新し、サードパーティーによるクライアントアプリの開発を正式に禁止しました。
Twitterのサードクライアントについては、1月13日から突然、著名アプリ「Tweetbot」を含めた数多くのアプリが動作を停止。この件に関してTwitterは、記事執筆時点(1月23日)でも、なんの説明もおこなっていません。
一方で更新されたTwitterの規約には、制限の項目に「Twitterアプリケーションの代替、または類似のサービス、製品を作成し、ライセンス対象物を使用またはアクセスすること」が加えられました。これにより、Twitterへとアクセスするサードクライアントの作成は正式に不可能となりました。
このようなTwitterの方針変更をうけ、先述のTweetbotを開発しているTapbotsは、アプリの開発終了を正式に発表。今後はSNSサービス「Mastodon(マストドン)」のクライアント開発に注力すると表明しています。同様の開発終了は、有名アプリ「Twitterrific」も明かしています。
Twitterは1月13日に著名アプリからのアクセスを禁止した際に、「長年のAPIルールを適用している」と説明していましたが、それは不正確なものでした。さらに開発者への一切の連絡もなかったことから、同社の開発者への姿勢には疑問の声が数多く寄せられています。