アップルが開発中と噂される27インチの高級ディスプレイが、2023年の第1四半期(4~6月)に発売される見込みはなくなったとのアナリスト予測が報じられています。
この27インチ高級ディスプレイは、画面サイズはStudio Displayと同じながらも、最上級モデルPro Display XDRと同じくミニLEDバックライトが搭載された製品です。
そしてアップルの未発表製品に詳しいアナリストRoss Young氏は米MacRumorsに対して、このディスプレイが量産に入る兆しは見られないと伝え、発売は差し迫っていないと示唆したそうです。かつてYoung氏は、本製品が昨年6月に発売されると予想。その後「10月に延期された」と修正し、さらに2023年初頭になったと述べていました。
以前Young氏は、このディスプレイが最大120HzのProMotion(可変リフレッシュレート)に対応していると発言していました。同じサイズであることから、Studio Displayの後継モデルになるかもしれず、もしくはStudio Display(税込で約22万円)とPro Display XDR(約73万円)の中間に位置づけられる可能性もありそうです。
Young氏は、ディスプレイ専門サプライチェーン調査会社DSCCのCEOでもあります。過去にはiPhone 13 Proや14/16インチMacBook Pro(2021)の画面がProMotion対応となることや、M2 MacBook Airのディスプレイが13.6インチになることを的中させてきた実績があります。
アップルは2019年12月にPro Display XDRをMac Pro(第2世代)と同時に発売し、2022年3月にStudio DisplayをMac Studioとともに発売しています。この27インチ・ミニLEDディスプレイも、噂の「M2 Ultra」搭載Mac Proと同時リリースとなるのかもしれません。
Source:MacRumors