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2023/2/14 19:00

iPhoneのサブスク計画が延期? 開発や技術に問題か…

Apple(アップル)が「iPhoneのサブスクリプション」の導入を延期したことが、Bloomberg(ブルームバーグ)によって報じられています。

↑renan.ce / Shutterstock.comより

 

iPhoneのサブスクリプションに関しては、2022年末~2023年初めに導入されるとの情報が以前に報じられていました。米国ではiPhoneを24回の分割払いで利用できる「iPhoneアップグレードプログラム」が提供されていますが、導入が噂されるサブスクリプションではiPhoneはレンタルするもので返却する必要があるようです。

 

今回の報道によれば、Appleは現在「Apple Payの月賦払い」「iPhoneのハードウェアのサブスクリプション」という2つのフィンテック商品を開発しています。このうちのiPhoneのサブスクリプションは、「エンジニアリングと技術的な後退」により、延期されたとしているのです。

 

もともとiPhoneのサブスクリプションは、2021年の「iPhone 13」か2022年の「iPhone 14」と同時に導入される予定でした。これは「デバイスにより金額が異なり、まだ具体的な金額は決定されていない」とのこと。なお計画は中止されたわけではなく、Apple内部で引き続き進行中だとしています。

 

高額なiPhoneを購入せずに利用できるサブスクリプションは、大きな需要が見込めそうです。端末を壊した際の修理代金などは気になるところですが、プログラムの実現を楽しみにしたいものです。

 

Source: Power On newsletter via 9to5Mac