アップルはクラシック音楽に特化したアプリ「Apple Music Classical」の予約登録を受け付け、3月28日に提供開始することを発表しました。
有料プランApple Musicに加入している人は、追加料金なしで楽しむことができます。ただし、サービス開始時には日本や中国、韓国、ロシア、台湾、トルコ、アフガニスタン、パキスタンでは利用できません。
アップルは2021年8月に、クラシック音楽ストリーミングサービスのPrimephonicを買収し「名高いクラシック音楽体験をApple Musicで利用できるようになります」と予告していました。その後、昨年4月にiOS 15.5ベータ版から「Apple Music Classical」の文字列が見つかっていましたが、ようやく実現の運びとなりました。
公式リリースによれば、このアプリは「完全に最適化された検索により、世界最大のクラシック音楽カタログのあらゆる録音を素早く簡単に見つけられます」とのこと。それらを没入型空間オーディオと最高の音質、かつ広告なしで聴けると謳われています。
Apple Music Classicalは最大192kHz/24bitのハイレゾロスレスでストリーミングされ、空間オーディオ音源は「数千」もあるとのことです。さらに 作曲家の経歴や主要作品の解説など、聴きながら学べる情報も満載だと予告されています。
このアプリは当初はiOS専用であり、iOS 15.4以降をサポート。そしてAndroid版も、近日中に公開とされています。Apple Music本体もマルチプラットフォーム対応のため当然の展開と思われますが、日本でのサービス開始がいつになるのかも気になるところです。