ウェブブラウザのOpera(オペラ)は3月22日、ブラウザに会話型AI「ChatGPT」と「AI Prompts」を統合したと発表しました。
2月にChatGPTの組み込みを発表していたOpera。これにより、サイドバーからウェブページや記事の簡単な要約をワンタッチで表示することができます。同様の機能は他社でも開発されており、Microsoft(マイクロソフト)が検索エンジン「Bing」や「Edge」ブラウザにAIチャット機能を統合するとも発表しています。
OperaではChatGPTとChatSonicの両方をサイドバーに組み込み、AI Promptsとして実装。テキストを要約したり、クイズ形式で質問したり、さまざまなAI機能が利用できます。しかしOperaによれば、ChatGPTの実装は計画の第1段階に過ぎず、第2段階ではGPTをベースとした独自のAI検索エンジンを開発すると表明しています。
今回のChatGPTやMicrosoftのBing、Edgeなど、ますます広がるAIの活用方法。Googleも対話型AI「Bard」の早期アクセスを開始しており、AIの導入は加速していきそうです。