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2023/3/31 17:00

運用者がより活用しやいよう強化、NECのPCセキュリティソフト「NeoFace Monitor」に新バージョン

NECは、高性能な顔認証エンジン「NeoFace」をベースとしたPCセキュリティソフト「NeoFace Monitor」の新バージョンを発表しました。4月10日から受注・提供を開始します。

 

製品としては1年ぶりのバージョンアップ。新バージョンでは、パッケージ版「NeoFace Monitor V7」とクラウド版「NeoFace Monitor クラウド版 R1.3」の両方が強化されています。

 

パッケージ版のNeoFace Monitor V7は、利用者情報管理の操作性が向上し、利用者情報全体の一覧表示や個別の設定情報を一元的に登録・更新できるようになりました。また、利用者情報の一括登録時に利用するCSVファイルがシンプル化されたほか、利用者管理機能や一時的な認証利用停止機能、ログ情報の消去機能が強化されるなど、運用者が活用しやすいよう、アップデートされています。

 

NeoFace Monitor クラウド版 R1.3では、オンプレミスADを経由せずにフルクラウドのMicrosoft Azure AD環境に、顔認証によるWindowsログオンが可能になりました。また、Microsoft IntuneやWindows AutopilotによるPCへのNeoFace Monitorクライアントソフトウェアの配布と自動インストールに対応。これにより、システム管理者の手間が軽減されます。

 

さらに、今回の新バージョンからNECのBio-IDiom Services ID連携に対応し、顔認証を利用した入退ゲート、決済、印刷などの用途で同じ顔情報を共有しながら連携が可能。

 

パッケージ版とクラウド版のそれぞれの希望小売価格(税別)は以下の通りです。

 

【パッケージ版】
ソフトウェア
NeoFace Monitor V7 クライアント用-i/SW(i配信、ライセンス無) 1000円
ライセンス
NeoFace Monitor V7クライアント用-i  1万4500円(1台)~
保守パック
保守1年更新 NeoFace Monitorクライアント用-i 2300円(1台)~

 

【クラウド版】
NeoFace Monitor クラウド版 R1.3 月額換算300円(1名)~
※初回購入時は、最低12か月分かつ10名以上の利用権が必要