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2023/4/7 19:30

なぜ? 「macOS」内部に“サトシ・ナカモト”「ビットコイン論文」が隠されていた

2018年以降にリリースされた「macOS」の内部に、ビットコインの論文(ホワイトペーパー)が存在していたことが、海外メディアのMacRumorsで報告されています。

↑画像はMacRumorsより

 

ビットコインの論文は、2008年にSatoshi Nakamoto(サトシ・ナカモト)を名乗る人物によって公開されたものです。これを元に、ブロックチェーン技術を活用した仮想通貨市場が大きく成長しました。

 

今回ビットコイン論文を見つけたのは、開発者のAndy Baio(アンディ・バイオ)氏。同氏はプリンターの問題を解決しようとして、このPDFファイルを発見しました。「macOS Mojave」以降のmacOSなら、ターミナルに「open /System/Library/Image Capture/Devices/VirtualScanner.app/Contents/Resources/simpledoc.pdf」と入力することで、この文章を確認することができます。

 

 

またmacOSのビットコイン論文は、「Virtual Scanner II」というデバイスのサンプル文章として存在しています。ただし現時点では、なぜビットコイン論文がサンプル文章として選ばれたのかはわかっていません。また、Virtual Scanner IIが何なのかも謎です。

 

謎の深まるmacOS内部のビットコイン論文、はたしてその存在は意図されたものなのでしょうか。

 

Source: waxy.org via MacRumors