Twitter(ツイッター)が以前から提供していた無料APIを正式に停止したことが、明らかになりました。これにより、連携アプリやサービスに影響が出ています。
Twitterは今年はじめ、開発者がAPIを使ってサードパーティーのアプリを作成するのを禁止するなど、APIに関する変更を発表していました。そして従来の無料のAPIの廃止と、有料レイヤーの導入がすでに予定されていたのです。
Twitterが従来の無料APIの廃止を発表した時点で、すでに多くのアプリが配信を停止しています。さらにEngadgetによれば、今回の正式なAPIの変更により「Jetpack Social」(WordPressのプラグイン)や「Echobox」、「Flipboard」「Social Bearing」といったアプリが影響を受けると報じられています。
Twitterの新たな無料APIでは、月1500件の投稿リクエストとTwitterへのログインへのアクセス権のみが提供されています。読み込みリクエストを利用するには、有料プランを利用する必要があります。
収益の改善のために、さまざまな変更がおこなわれているTwitter。しかし残念ながら、現時点ではユーザーと開発者にさまざまな混乱を招いているようです。
Source: Chris Messina / Twitter via 9to5Mac