サムスンの次期フラッグシップ・タブレット「Galaxy Tab S9 Ultra」は、Galaxy S23 Ultraと同じSnapdragon 8 Gen 2の特別バージョンを搭載すると噂されています。まだ正式発表されていませんが、なぜかのベンチマーク結果と称される数値が登場し、S23 Ultraよりパワフルかもしれない可能性が浮上しました。
TwitterユーザーのRevegnus(@Tech_Reve)氏は、モデル番号「SM-X916B」ことGalaxy Tab S9 Ultraの定番ベンチマークアプリGeekbench 6による計測結果をツイートしています。それによると、やはりGalaxy S23 Ultraと同じSnapdragon 8 Gen 2が搭載されている模様です。
Breaking) Galaxy Tab S9 Ultra Geekbench 6 pic.twitter.com/FNmY5LT4uI
— Revegnus (@Tech_Reve) April 7, 2023
またプライムコア「Cortex-X3」は、通常版では3.2GHzで動くところが、本製品では3.36GHzで動作しています。こちらも、S23 Ultraに採用された「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と一致しています。
そしてGalaxy Tab S9 Ultraのベンチマーク結果は、シングルコアスコアが2054でマルチコアスコアが5426とのこと。これらは両方とも、Galaxy S23 Ultraのスコアを上回っています。
これに先立ち、有名リーカーがGalaxy Tab S9 Ultraには最大16GBのLPDDR5X RAMが搭載されると述べていました。それに対してGalaxy S23 Ultraは12GBのLPDDR5であり、LPDDR5Xよりもアクセス速度が低くなっています。
つまり、Galaxy Tab S9 Ultraの性能が上回っている理由として、考えられる原因は2つ。1つは、より高速なRAMが搭載されていること。もう1つは、Galaxy Tab S9 UltraはGalaxy S23 Ultraよりもかなり筐体が大きいことから、それだけ余裕のある冷却システムを組み込める可能性があることです。
このGalaxy Tab S9 Ultraは、前モデルGalaxy Tab S8 Ultraと同じ14.6インチ画面を搭載し、バッテリー容量は重さも全く変わらないと予想されています。とはいえ、プロセッサーの性能やバッテリー持ちが改善されれば、それだけ使いやすくなるはず。
来年(2024年)のiPad Proは有機EL画面を搭載しながらも高価になると噂されており、コストパフォーマンスを考えればサムスンのタブレットも有力な選択肢となりそうです。
Source:Revegnus(Twitter)
via:Wccftech