Windows 11の開発者向けプレビューに、ファイルエクスプローラーで写真が閲覧しやすくなる新機能「ギャラリー」が追加されました。ファイルやフォルダを確認しつつ、同じウィンドウ内で写真の一覧をすぐに見ることができます。
この新機能は、Windows Insider Build 23435にて登場したものです。左側のペインから「ギャラリー(Gallery)を選ぶと、フォト(写真)アプリでの「全ての写真」ビューと同じ画像が表示されます。
またマイクロソフトの説明によると、最近撮影した写真にアクセスするため最適化されているそうです。スマートフォンでOneDriveでの写真バックアップを有効にしている場合は、撮った写真が一番上に表示されるとのことです。
それに加えて「コレクション」のドロップダウンメニューから、ギャラリーに表示するフォルダを選ぶことも可能。さらにファイル選択ダイアログから操作できるため、メールやPowerPointプレゼンテーション、SNSへの投稿などに写真を添付することも便利になりそうです。
この機能は開発者向けのDevチャネルで展開されているものの、全ての参加者がすぐに利用できるわけではありません。マイクロソフトは「フィードバックを見きわめ、その結果を確認してから」と述べており、後の安定版でのリリースも視野に入れている模様です。
今後も否定的なフィードバックや、マイクロソフト社内で方針が変更される可能性もあり、必ずしも一般向けに提供されるとは限りません。とはいえ、写真をあらゆるアプリで使いやすくなる新機能でもあり、作業が順調に進むよう期待したいところです。