サムスンの現行フラッグシップ機Galaxy S24 Ultraは4つの背面カメラを搭載していますが、次期モデル「Galaxy S24 Ultra」では1つ減って3眼になると有名リーカーが主張しています。
未発表のAndroid製品に詳しいIce universe氏によると、削除されるのは望遠カメラ(光学3倍)とのこと。この機能がペリスコープ望遠レンズ(光学10倍)に統合されるかもしれないそうです。
Galaxy S23 Ultraには望遠カメラが2つあり、それぞれ3倍と10倍(×デジタルズーム10倍)に分かれています。これにより、どのライバル機も叶わないほど幅広い光学ズーム撮影を実現しているわけです。
では、なぜ3倍の望遠カメラがなくなるのか。その理由として考えられるのは、1つにはIce universe氏の主張する通り光学10倍カメラに統合する、つまり3倍から10倍までズームできるカメラを採用する可能性です。
昨年末にLG Innotekは、4倍~9倍の望遠ズームを連続で切り替えられる「光学望遠ズームカメラモジュール」を発表していました 。これと同様の技術を使えば、Galaxy S24 Ultraは1つの望遠カメラで、Galaxy S23 Ultraでは2つのカメラが担った仕事をこなせるはず。さらに連続光学ズームにより、4倍、5倍、6倍……といった中間の倍率でも、優れた画質が実現できるでしょう。
もう1つの可能性は、200MPのメインカメラに3倍光学ズームと同等の3倍デジタルズームを持たせる、ということです。いずれにせよ、4つのカメラが3つに減れば、スマホの背面もスッキリするかもしれません。