Apple(アップル)からの今年のリリースが期待される「iOS 17」に関して、ムードトラッカーやiPad向けヘルスアプリなどの導入が、海外で報じられています。
Bloomberg(ブルームバーグ)によれば、iOS 17には気分を追跡するムードトラッカーが搭載されるとのこと。ユーザーは自分の気分を記録し質問に答え、その結果を時系列で確認できます。また将来的には、スピーチパターンなどのデータからユーザーの気分をAI(人工知能)にて判断することも可能になるそうです。
またiPhoneのみで利用可能だった「Health(ヘルス)」アプリが、iPadでも利用可能になります。これにより、iPadでも健康指標や心電図、処方箋、医師による検査結果などが表示できるように。さらに、近視などの視力状態の入力が可能となり、来年にはヘルスコーチングサービスも提供される予定です。
一方で中国語SNSのWeiboは、iOS 17ではロック画面やApple Music、App Library、コントロールセンターに新機能が追加されると伝えています。具体的にはロック画面のフォントサイズオプションや、他のユーザーとの共有機能、Apple Musicの歌詞のロック画面への表示、App Libraryのフォルダ名の手動変更、懐中電灯の明るさのスライダーによる変更が可能になるようです。
自宅ではiPadだけを利用しているというユーザーも多いため、iOS 17でのヘルスアプリの追加はかなり利便性が高まる予感です。