マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV」(ダイブ)から、高い拡張性と効率的な排熱設計を施したシャーシに、Xeon W-2400プロセッサーを搭載したワークステーション「DAIV FW」シリーズを発売しました。
インテル Xeon W-2400 プロセッサーは、インテル第12世代、第13世代で使用されてきたPerformance-coresのみを搭載したプロセッサー。最大24コア、48スレッドのプロセッサーを選ぶことができます。
インテル W790チップセット搭載のマザーボードは、DDR5メモリ、4チャネル動作に対応しており、最大512GB対応(64GB×8 slot)のメモリ環境を構築することが可能です。Registered ECC対応のメモリを搭載しているので、メモリに発生したエラーを自動的に訂正するほか、メモリのエラーを減らして安定性を高めます。M.2 SSDスロットは4つ用意。PCIeは64レーンに対応しており、×16スロット2つ、×8スロット2つ、×4スロット1つで、拡張性を高くしています。
「DAIV FW」シリーズはワークステーション向けOS「Windows 11 Pro for Workstations」を搭載。通常のProバージョンにはない信頼性とスケーラビリティーを重視して作られたファイルシステム「ReFS」に対応しています。
ストレージにはハードディスクを最大2基、M.2 SSDを最大4基搭載可能なので、写真、動画、その他データなど大容量の情報を扱う場合など、利用状況に応じてカスタマイズ可能。データ受け渡しなどで使用される光学ドライブもカスタマイズで選択できます。また、電源ユニットの熱がシャーシ内部に流れないよう、専用の吸気・排気口を備えたチャンバーに格納しています。搭載できる12cm空冷ファンの搭載可能数は2基から6基に増加。ハイエンドCPUとグラフィックスカードを同時搭載しても安定した動作が可能な冷却性能を有しているとのこと。
税込価格は、エントリークラスのプロフェッショナルグラフィックスカード、NVIDIA Tシリーズを搭載した「DAIV FW-X3N04」が49万9800円、クリエイティブ業務向けのハイエンドGPU、NVIDIA RTX Ampereを搭載した「DAIV FW-X5N60」が155万9800円です。