Twitterは今週初めにiOSとAndroid版の公式アプリをアップデートし、ダイレクトメッセージ(DM)の送信機能を改良しました。さらに近日中に、ユーザーは誰とでも音声やビデオ通話ができるようになると予告しています。
これはTwitterのイーロン・マスクCEOが、自らのアカウントで発表しました。
With latest version of app, you can DM reply to any message in the thread (not just most recent) and use any emoji reaction.
Release of encrypted DMs V1.0 should happen tomorrow. This will grow in sophistication rapidly. The acid test is that I could not see your DMs even if…
— Elon Musk (@elonmusk) May 9, 2023
マスクCEOによると、DMの最新メッセージだけでなく、過去スレッド内のあらゆるメッセージに返信できるようになったとのこと。さらに、各メッセージに絵文字リアクションも追加できます。要は、あらゆるチャットアプリで当たり前にできることが、TwitterのDMでも可能になりました。
さらに米現地時間5月11日からは、DMの暗号化をスタートする予定。暗号化されたメッセージはTwitter運営からも読めなくなるため、プライバシー保護が大きく前進することを意味しています。
加えて、Twitterは新たな音声・ビデオチャット機能に取り組んでいるそう。ゆくゆくは「このプラットフォーム上の誰とでも」通話できるようになり、「電話番号を教えることなく、世界中の人と話すことができるようになる」とマスクCEOは予告しています。
現在も「Twitterスペース」を通じてリアルタイムで音声による会話もできますが、参加者を限定できず、一対一の通話も想定されていません。Twitterでの音声・ビデオ通話が可能となれば、Facebookメッセンジャーなどと競合することになりそうです。
Source:Elon Musk(Twitter)
via:9to5Mac