Googleは11日午前2時から開催した開発者向けイベント「Google I/O」にて、新型ミッドレンジスマートフォン「Pixel 7a」を正式発表しました。
搭載プロセッサーはTensor G2、RAM容量は8GB、画面サイズは6.1インチで90Hz表示にも対応。これらは前モデルPixel 6aのTensor G1チップやRAM 6GB、ディスプレイの最大60Hz表示を上回るものです。ただし内蔵ストレージはUFS 3.1規格で、基本容量が128GBであることはPixel 6aと同じとなっています。
注目すべきは、カメラ性能の向上でしょう。メインカメラは64MPで、超広角カメラが13MPであり、Pixel 6a(それぞれ12.2MP/12MP)よりも目覚ましく改善されています。
またバッテリー容量は4385mAh。加えて、ついにワイヤレス充電に対応しました。これは、ミッドレンジのPixel aシリーズとして初めてのことです。
そしてPixel 7aにはまったく新しいミッドフレーム・アーキテクチャが採用され「これまでで最も耐久性の高いaシリーズ」だとうたわれています。さらにサステナビリティへの継続的な取り組みを支援するため、アルミニウム製の筐体は100%リサイクル素材で作られているそうです。
本体カラーはSea(ブルー)、Charcoal(黒)、Snow(白)、Coral(赤)の4色。米国での価格は499ドル、日本での価格は6万2700円(税込)。Googleストアで注文すると、東京都には5月12日~5月15日に配達予定とされています。
Source:Google Blog,Google Store