最近、サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」が、例年より早めに登場するとの噂話が相次いでいました。先日も7月末に発表・8月中旬に発売との観測もありましたが、より具体的に「7月26日に発表イベント、8月11日に(米国等で)発売」だと韓国最大の新聞・朝鮮日報が主張しています。
朝鮮日報によると、サムスン電子は7月26日(最終週)に韓国のソウルで新製品発表イベント「Unpacked」を開催する予定とのこと。昨年は8月10日、2021年は8月11日に折りたたみスマホ公開イベントを行ったことを振り返ると、スケジュールを2週間早めたことになります。
これまで8月にUnpackedイベントを開催していたのは、アップルが毎年9月に新型iPhoneを発表するのに先がけて(昨年の新型iPhoneの魅力が最も落ちるタイミング)のこと。しかし、今年は折りたたみ市場での中国メーカーの攻勢に続き、Googleまで参加したなかで(Pixel Foldが発売)「世界の折りたたみスマホ1位」をしっかり守るため。朝鮮日報は、そう解釈しています。
また今回の記事でも、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイ(折りたたみ時の外側画面)が1.9インチから3.4インチに大型化するとの噂が裏付けられています。
Galaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5は、見た目は前モデルとほぼ同じながら、両モデルとも最新かつ特別仕様のチップ「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載し、水滴型ヒンジを採用することで画面のシワも少なくなり、ホコリにも強くなると予想されています。
また、同じチップを積むGalaxy S23シリーズよりも性能が上回る可能性を示すベンチマーク結果も流出していました。6月に発売されるGoogle Pixel Foldにとっては、手強いライバルとなりそうです。