Google(グーグル)の車載向けシステム「Android Auto」にて、電気自動車(EV)向けサポートの改善に向けた準備がすすんでいることを、海外テックサイトのSmartDroid.deが報告しています。
Android Autoとは、手持ちのスマートフォンを車載システムに接続することで、使い慣れたAndroidアプリでナビゲーションや音楽再生、音声通話、そしてGoogle アシスタントなどが利用できるソフトウェアです。スマートフォンと車種によっては、ワイヤレス接続を利用することもできます。
Android Autoのベータ版となるバージョン9.9のAPK(アプリケーションパッケージ)から発見された情報によれば、設定メニューの「EV設定」というセクションから、自分の車種を電気自動車として設定することが可能になります。
さらに、車両に搭載された充電コネクターの種類も選択することができます。これには「J1772」「CCS」「Type 2」「CHAdeMO」が含まれている一方で、Teslaの「NACS」が存在していません。これに関しては、後日のアップデートで追加される可能性があります。
それ以外にも、電気自動車のバッテリーメータに関する文字列も見つかっています。Android Autoのバージョン9.9では、これらのEVに関する便利機能の正式リリースに期待したいものです。
Source: SmartDroid.de via 9to5Google