英Nothing Technologyは新型スマートフォン「Nothing Phone (2)」を、ついに正式発表しました。日本では7月25日に発売ですが、さっそく入手した著名YouTuberが耐久テストを行い、その結果を公開しています。
新型スマホの頑丈さを検証することで有名なYouTubeチャンネル「JerryRigEverything」のZack Nelson氏は、Nothing Phone (2)のディスプレイと筐体に引っ掻きテスト、火あぶりテスト、折り曲げテストなど、いつもの拷……厳しい試練を課しています。
Nelson氏は、まずNothing Phone (2)の画面をカミソリで引っ掻き。モース硬度レベル6(ダイヤモンドが10、ルビーやサファイアが9)で傷がつき、レベル7で深い溝ができています。もっとも、これはゴリラガラスで保護されたディスプレイではよくあること。
また前面と背面のカメラともにガラスで保護されており、簡単に傷がつくことはありません。特筆すべきは、指紋センサー周りを何度も傷付けられたのに、問題なく動作していることです。かたや筐体の側面は傷が付いていますが、これは固くないアルミフレーム(モース硬度4)のためでしょう。
約25秒間にわたる火あぶりテストでも、Nothing Phone(2)のディスプレイは無傷。炎が当たった部分は白くなっているものの、すぐに元通りになっています。
いよいよクライマックスともいえる、折り曲げテストです。Nelson氏はPhone (2)を音量ボタンのある左側から2回曲げてみましたが、無事に乗り切りました。そして右側から曲げようとすると、電源ボタンが少しせり上がったものの、本体は折れずに持ちこたえています。
なお、この動画ではNelson氏はひと言も喋っていません。タイトルは「I have Nothing 2 say…(何も言うことはない)」ということで、Nothing Phone (2)と引っかけたシャレのようです。
Source:JerryRigEverything(YouTube)
via:Gizmochina