テスラのCEOでX(元Twitter)オーナーのイーロン・マスク氏と、Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、金網マッチを約束しています。一度はザッカーバーグ氏が「話が纏まるかどうか分からない」と語って見送られる可能性が高まったものの、その数日後にマスク氏が「Xでライブ配信する」と述べたことで再燃しました。
ようやく大金持ち同士の殴り合いが見られるかと思いきや、マスク氏は「試合前に手術が必要かもしれない」と述べ、再び雲行きが怪しくなってきました。
ザッカーバーグ氏はマスク氏の「Xで実況する」「一日中、ウェイトリフティングして試合に備えている」との発言を受けて、8月26日を提案しています。
これに対してマスク氏は直接の回答をしませんでした。が、しばらく後に「正確な日付はまだ流動的だ。明日、首と背中のMRIを撮る。試合前に手術が必要になるかもしれない」と言い出しました。
Exact date is still in flux. I’m getting an MRI of my neck & upper back tomorrow.
May require surgery before the fight can happen. Will know this week.
— Elon Musk (@elonmusk) August 7, 2023
手術は試合の無期限延期だけでなく、マスク氏が関わる様々な会社の経営に影響を与えかねません。実際、この発言後にテスラの株価は2%以上も下落しました。ほか、マスク氏はスペースX社のCEOも務めています。
マスク氏もザッカーバーグ氏も、対決に備えてトレーニングを積んでおり、公の場で互いをけん制し合っています。
たとえばマスク氏は、試合の収益はすべて退役軍人のチャリティーに寄附すると発言。これに対してザッカーバーグ氏は「チャリティーのために実際に資金を集められる、もっと信頼できるプラットフォームを使うべきでは?」とツッコミを入れ、XよりFacebookの方が向いていると示唆しています。
もしも金網マッチが無期延期となっても、2人の舌戦がネットで繰り広げられ続けるのかもしれません。
Source:Elon Musk(X)
via:Engadget