2024年のハイエンドAndroidスマートフォンには、クアルコム製の次期チップ「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載されると予想されています。が、このチップはコストが高いため、より古いSnapdragonチップ、あるいは他社製チップを採用する製品が増える可能性が浮上しています。
リーカーのDigital Chat Station氏は、中国SNSのWeiboにて、Snapdragon 8 Gen 3の価格は「少し高い」と述べています。そのため、一部のメーカーの新型スマホはコスト削減と効率向上のため、一世代前のSnapdragon 8 Gen 2、またはMediaTek製のDimensityチップを使うかもしれないとのことです。
実際、最近のクアルコム製チップは高価になったとの声もあります。米9to5Googleも、Snapdragon 8 Gen 2のコストが高いため、サムスン製品(Galaxy S23シリーズ等)が一部の市場で少し割高になっていると指摘しています。
またDigital Chat Station氏は、MediaTekの次期チップ「Dimensity 9300」が、前世代のDimensity 9200よりも消費電力が50%も減りつつ、次期iPhone用の「A17」に匹敵する性能を実現すると述べたことがあります。
この予想が本当だとすれば、たとえチップがMediaTek製に変更されたとしても、逆に性能が上がって価格が下がるなど良いことずくめなのかもしれません。
Source:Digital Chat Station
via:9to5Google