ASUS JAPANは8月18日、A BATHING APEとコラボしたノートPC「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE Edition K5504VA」(以下、Vivobookコラボモデル)を発表しました。同日から発売しています。
特別デザインがふんだんに取り入れられたノートPC
Vivobookコラボモデルは、本体はもちろん、液晶の壁紙やアクセサリーも特別にデザインされた製品です。Vivobookとしては初めてファッションブランドとコラボしたモデルであり、A BATHING APEもPCとコラボしたのは初だといいます。
カラバリはミッドナイトブラックとクールシルバーの2色展開。ボディを見てみると、まず目を引くのが天板で、フォトエッチング加工が施されており、カモフラージュ柄が切り出されて装飾されています。また、VivobookとA BATHING APEの文字がロゴプレートとしてデザインされており、見た目の特別感を演出しています。
ディスプレイを開くと、タッチパッドにもカモフラージュ柄のデザインを採用したほか、パームレスト部分にオリジナルコラボロゴを配置しているのがわかります。ですが、やはり目立つのは専用デザインのオリジナル壁紙を用意した液晶でしょう。
【クールシルバーのフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)
【ミッドナイトブラックのフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)
性能面では、スペック違いで2モデルをそろえています。上位機種はインテル Core i9-13900H プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSD、Windows 11 Homeという仕様。ディスプレイは15.6型の有機ELで、解像度は2880×1620ドット、リフレッシュレートは120Hz駆動を実現しています。
インターフェイスはHDMI出力、Thunderbolt 4、USB 3.2(Type-A)、USB 2.0、マイク/ヘッドホンジャックを装備。またバッテリー駆動時間は約14.4時間で充電時間は約1.8時間です。本体サイズは約幅359.3×奥行き229.4×高さ19.35mm、重さは約1.6kg。
下位モデルはECの取り扱い限定で、CPUはインテル Core i5-13500H プロセッサー、SSDは512GBの容量を採用しています。ほかの仕様は上位モデルと同じです。
このほか、Dolby AtmosやWindows Helloの採用、Webカメラを物理的に閉じるシールド、米軍の調達基準となる「MIL-STD 810H」の堅牢性など、使い勝手にもこだわっています。
ステッカーにマウスにキャリーバッグまで、アクセサリーも充実
コラボデザインはノートPC本体に留まりません。パッケージも特別デザインを採用しているほか、複数のアクセサリーも同梱しています。
ワイヤレスマウス「MD100」も付属。カバーの色をVivobookコラボモデルの色に合わせており、ミッドナイトブラックにはグリーンカモ、クールシルバーにはブルーカモが採用されています。加えて、ブラックカモの付け替えカバーも付属。
さらに、キャリーバッグも付属します。Vivobookコラボモデル本体やワイヤレスマウス、ACアダプターはもちろん、カギやワイヤレスイヤホン、ペンなどを収納するスペースも確保しています。キャリーバッグ自体もノートPC本体のカラーに合わせてグリーンカモ、ブルーカモが同梱されます。
【キャリーバッグのフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)
もうひとつ、ファンであればうれしい「BABY MILO」のオリジナルフィギュアも付いてきます。
VivobookとA BATHING APEには年代の親和性がある
A BATHING APEといえば、昔の言葉でいえばゼロ年代のストリートブランドの代表という認識を持っている人がいるかと思います。ですが、いまは「Y2K」(Year2000)という言葉に表されるように、2000年代のトレンドを取り入れたファッションが注目を集めています。A BATHING APEも例外ではなく、特に韓国アイドルなども着用していることから、いまも人気のブランドになっているそうです。
今回コラボしたのは、そうした背景から。Vivobookが20~30代のクリエイターをターゲットにしているところから、親和性が高いと考え、コラボにいたったそうです。
とはいえ、デザイン「だけ」というわけではなく、スペックに目を向けるとある程度のクリエイティブ作業で使えるモデルになっており、ASUSとしてはおなじみの有機ELディスプレイも採用されているので、実用性も兼ね備えているように見えます。クリエイター向けの部分は決しておろそかになっていないわけです。
価格は上位モデルが19万9800円(税込)、下位モデルが14万9800円(税込)。上位モデルの販売は直販や楽天市場、Amazonのほか、一部家電量販店でも取り扱います。
【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)