サムスンがお手ごろ価格で高性能なスマートフォン「Galaxy S23 FE」をまもなく発売することは、同社の幹部がほのめかしていました。先日も業界団体のウェブサイトから実物の写真が見つかっています。
そんな「公然の秘密」のGalaxy S23 FEのほぼ全スペックを、著名リーカーがX(元Twitter)で公開しました。
信頼性の高いリーカーYogesh Brar氏は、Galaxy S23 FEのディスプレイや搭載チップについて次のような情報を述べています。
Samsung Galaxy S23 FE
– 6.4" FHD+ Dynamic AMOLED, 120Hz
– Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 / Exynos 2200
– 50MP (OIS) + 8MP + 12MP (Tele)
– Selfie: 10MP
– Android 13, One UI 5.1
– 4,500mAh battery, 25W Charging
– 4+5 years support
– wireless charging, IP ratingSeptember release
— Yogesh Brar (@heyitsyogesh) August 23, 2023
まず、画面サイズは6.4インチで解像度はフルHD、最大リフレッシュレートは120Hzとのこと。バッテリー容量は4500mAhで25W高速充電に対応するなど、著名リーカーのOnLeaks氏の情報とも一致しています。
搭載プロセッサーは、クアルコム製のSnapdragon 8 Gen 1か、サムスン製Exynos 2200のどちらかになるとのこと。これも以前のリーク情報と符合しています。サムスンの前例から考えて、発売地域により搭載プロセッサーが変更されると思われます。
最も注目すべきは、広角カメラ(メインカメラ)の画素数が50MPとされていること。この画素数は、前モデルGalaxy S21 FEの12MPと比べて約4倍となりますが、Galaxy S23標準モデルと同じセンサーを使っているのかもしれません。
こうした性能は、ほぼ1世代前のGalaxy S22標準モデルに匹敵するものです。もちろん最先端ではありませんが、Galaxy S22は処理速度とバッテリー持ちのどちらも高い評価を得ており、重いゲームをしなければ不満が出ることはなさそうです。
ほぼ同じ性能(プロセッサーは改良版のSnapdragon 8+ Gen 1)のNothing Phone(2)は、国内では7万9800円~のお手ごろ価格が好評でした。Galaxy S23 FEはそれと同等か、より安い価格を期待したいところです。
Source:Yogesh Brar(X)
via:Wccftech