Googleは2023年秋に、次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 8」および「Pixel 8 Pro」を発売すると予想されています。そんな中、その廉価モデルとなる「Pixel 8a」らしきベンチマークテストの結果が早くも登場しました。
このテスト結果は、ベンチマークアプリ「Geeknbench」の報告サイトに登場。このコードネーム “Akita “と呼ばれる試作機は、Pixel 8/8 Proに搭載される「Tensor G3」チップのアンダークロック版(動作クロック周波数を下げたもの)を採用し、最大8GBのRAMを積むようです。
シングルコアスコアは1218、マルチコアスコアは3175を記録。これらはTensor G2を搭載したPixel 7と同等か、わずかに下回る数値です。
もっとも、まだ試作段階でソフトウェアを最適化していないとすれば、製品版の発売までに上がっていく可能性もありそうです。
現行モデルのPixel 7aはミドルレンジ(中価格帯)ながら高性能で、最高の格安5Gスマートフォンと絶賛する声も。
その一方で、Pixel 7aの売れ行きによっては、Pixel 8aの発売が見送られるとの噂もありました。こうして試作機らしきデータが出てきたということは、GoogleもPixel 7aの販売状況に満足しているのかもしれません。
Pixel 8シリーズに搭載されるTensor G3チップに関しては、より新世代のCPUコアや最新ストレージ規格への対応、GPUコアの更新など、全面的なアップグレードになるとのリーク情報もありました。さらなる続報に期待したいところです。
Source:Geekbench Browser
via:PhoneArena