サムスンのお手ごろ価格で高性能な次期スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、6月末に予想CG画像が公開されたほか、最近では中国のTENAA(認証機関)データベースで実物の写真も見つかっていました。が、今度は新たに「サムスン公式」と称するレンダリング画像が公開され、ついにその全貌が明らかになりました。
サムスンはGalaxy S23 FEを、9月末か10月にインドで発売するかもしれないと言われていますが、これはつまり、他の国でも同じ時期に正式発表される可能性があるということ。
そして、海外テックメディア・The Tech Outlookが、Galaxy S23 FEの「公式レンダリング画像」と称するものをスクープしました。
今回もTENAAデータベースに掲載されたのと同じ黒のカラーバリエーションですが、より鮮明で、細かな部分まで確認することが可能。
その画像でも、やはり上位機種Galaxy S23に似たデザインが描かれています。すなわち端が丸くならないフラット(平面)ディスプレイを採用し、画面上の中央には自撮りカメラ用のパンチホール(視界を確保するための穴)があり、右端には音量ボタンと電源ボタンが配置されています。
また、背面パネルには3つのカメラとフラッシュライトがあり、下のほうにはサムスンのロゴが。筐体の角は丸くカーブしています。
すでにGalaxy S23 FEのスペック情報は、ほぼ出尽くした感があります。背面のカメラは50MPのメインカメラ(広角カメラ)、12MPの超広角カメラ、8MPの望遠カメラという構成。画面は6.4インチAOLED(アクティブマトリクス式有機EL)、フルHD+で最大リフレッシュレート120Hzに対応。前モデルGalaxy S21 FEと同じく、画面内指紋認証に対応といったところです。
プロセッサーについては、インド向けモデルにはExynos 2200が搭載される一方、米国(おそらく日本でも)向けモデルではSnapdragon 8 Gen 1 SoCが使用される可能性が高いと見られています。
ちょうどiPhone 15シリーズが発表されたばかりですが、その価格は12万4800円~と高価。Galaxy S23 FEは「ファン・エディション」、つまりファンの財布に優しいということで、控えめのお値段を期待したいところです。
Source:The Tech Outlook
via:Sammobile