サムスン電子ジャパンは10月12日、最新タブレット「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」および「Galaxy Tab S9 FE」(Wi-Fi版)の国内発売を発表しました。10月4日に韓国のサムスン電子が発表した製品が、日本でも販売されます。
Galaxy Tab S9 FE+ 5GはKDDIおよび沖縄セルラーでの取り扱いとなり、予約は10月12日から、販売開始は10月19日です。一方のGalaxy Tab S9 FEはGalaxy Harajukuのほか、Amazonや主要なECサイト、家電量販店で販売し、予約と発売日は同じです。
両モデルともに、「エンターテインメント性」「表現力豊かなクリエイティビティ」「シームレスな効率性」を特徴としており、高いパフォーマンスをうたっています。本体にSペンが付属し、メモアプリのGoodnotes、映像編集アプリのLumaFusion、イラストやマンガ制作アプリのClip Studio Paintといったツールが搭載。メモからクリエイティブ作業までこなせます。
また、本体はIP68の防水防塵に対応しているため、キッチンでレシピを見ながらの使用や外出先で仕事、アウトドアで動画視聴といった使い方もできます。
加えて、Galaxy スマートフォンと接続して、たとえばGalaxy Tab S9 FEとBluetooth接続したキーボードやマウスでスマホを操作するマルチコントロールにも対応。スマホとタブレット間でコピー&ペーストやドラッグ&ドロップも可能です。
スペックで共通なのはSoCとストレージで、Exynos 1380搭載でストレージは128GB。microSD対応で最大1TBまで利用できるのも同じです。
一方で違いはいくつかあり、そのひとつは画面サイズです。Galaxy Tab S9 FE+ 5Gは約12.4インチでGalaxy Tab S9 FEは約10.9インチとなっており、これによりサイズや重量も違います。Galaxy Tab S9 FE+ 5Gは約高さ185×幅285×厚さ6.5mm/約628gで、Galaxy Tab S9 FEは約高さ165.8×幅254.3×厚さ6.5mm/約523gです。
また、メモリーとバッテリー、カラバリも差があります。Galaxy Tab S9 FE+ 5Gはメモリー8GB、バッテリー容量10090mAh、カラーはグレー1色です。Galaxy Tab S9 FEはメモリー6GB、バッテリー容量8000mAh、カラーはグレー/ミント/ラベンダーの3色展開となります。
このほか、カメラ(Galaxy Tab S9 FE+ 5Gはリア2眼/Galaxy Tab S9 FEは1眼)などの差異があります。
価格は、Galaxy Tab S9 FEが6万8800円(税込)。Galaxy Tab S9シリーズと比べるとやはり一部のスペックダウンはしていますが、その分Sペンも付属することを考えるとFEシリーズらしい、コスパの良いモデルといえそうです。
【訂正】
掲載当初、Wi-Fiの規格で違いがあると記載しましたが、メーカー側からWi-Fiの規格は同じとアナウンスがあったため、該当部分を削除しました。