Apple(アップル)が紛失防止タグ「次期AirTag(AirTag 2)」のリリースが2025年まで延期されたとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。
AirTagは2021年にリリースされた紛失防止タグで、自身の位置をユーザーに知らせたり、アラームを鳴らすことができます。以前にKuo氏は、次期AirTagは2023年10月から量産を開始し、Appleの空間コンピューター「Vision Pro」との連携が特徴になると報告していました。
今回のKuo氏の報告によれば、次期AirTagの量産は2025年まで延期されるとのこと。またKuo氏は引き続き、Appleが構想している空間コンピューティングの中心のVision Proが存在し、次期AirTagが連携すると報告しているのです。
現時点では、次期AirTagのデザインや機能などの詳細はわかっていません。一方で初代AirTagには「超広帯域無線(UWB)」を実現する「U1」チップが搭載されており、これがVision Proと何らかの連携動作を予定しているのかもしれません。
位置情報の検出という意味ではなかなか便利なAirTagですが、一方でストーカー対策などに課題を残しました。次期AirTagでは、このようなセキュリティ面の改善も期待したいものです。
Source: Ming-Chi Kuo / X via MacRurmos