2024年の投入が期待される「iPhone 16」シリーズに、従来より省電力な新型有機ELディスプレイが搭載されると韓国のニュースサイト・The Elecが報じています。
The Elecによれば、iPhone 16は、サムスンがアップル専用に開発している新しい有機EL素材「M14」を採用するとのこと。M14にはスクリーンの光学特性を調整するキャッピング層(CPL)などが含まれますが、これにより、有機ELディスプレイのエネルギー効率が改善されるといいます。
Ubi ResearchのアナリストのDaejeong Yoon氏によれば、来年のiPhone 16に続き、2025年の「iPhone 17」でも、M14を採用した有機ELディスプレイが利用されるとのこと。そこでは消費電力をもっと削減するために、青色蛍光材料を青色燐光材料に置き換えるとも述べています。
iPhone 16の上位モデルこと「iPhone 16 ProとPro Max」では、それぞれディスプレイサイズが6.27インチおよび6.85インチへと大型化するともうわさされています。ますます大きくなるディスプレイの消費電力を抑えるために、サムスンの新技術が活用されるかもしれません。
Source: MacRumors