「iPhone 15」シリーズへの反応が日本と韓国で大きく異なると海外メディアが驚いています。最新モデルの発売後、日本では「iPhone 12 mini」や「iPhone 13 mini」の中古端末の人気が高まっているのに対して、韓国ではiPhone 15シリーズが大人気です。
iPhone 12 miniおよび13 miniは数年前に販売され、5.4インチと小型なディスプレイを搭載していることが特徴。しかし、世界的な売り上げがよろしくなかったのか、2022年の「iPhone 14」シリーズでminiモデルは投入されませんでした。
日本では、iPhone 15シリーズの発売後の1週間でiPhone 12 miniおよび13 miniの中古端末の売り上げが2倍以上になったと日本経済新聞が報じています。これには、iPhone 15シリーズの発売と同時にウェブサイトからiPhone 13 miniが削除されたことも関係しているかもしれません。
一方、韓国では、iPhone 15シリーズの発売後は順調に売り上げを伸ばしている模様。もともとサムスンのお膝元ということで同社端末の人気が高い同国ですが、iPhoneへのインセンティブの強化や「Apple Pay」の人気、そしてキャリアによる通話録音機能の提供などで、iPhone 15シリーズの販売台数が急増。この調子で行けば、iPhoneの発売日の取り扱いにおいて韓国が優遇されるようになるかもしれません。
iPhone 15に対して異なる反応を示している日本と韓国。それぞれの傾向がどれくらい続くのか注目です。
Source: The Korea Herald, 日本経済新聞 via 9to5Mac