サムスンの折りたたみスマートフォンのGalaxy Z FoldシリーズとGalaxy Z Flipシリーズのカバーディスプレイ(折りたたみ時の外側画面)は、常に改良が続けられてきました。
そんな中、2024年の次期「Galaxy Z Fold6」(横折り)と「Galaxy Z Flip6」(縦折り)のカバーディスプレイは、現行モデルより大きくなると著名アナリストが主張しています。
最新のGalaxy Z Fold5では、カバーディスプレイは6.2インチながらも、アスペクト比は23.1:9と少し縦長になっています。グーグルのPixel Foldと比べると狭く感じられ、使いこなすのは難しいかもしれません。
さて、ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、Galaxy Z Fold 6とZ Flip 6のカバーディスプレイは大きくなると主張。そのうちFlip 6については、サイズが約3.9インチになると具体的に述べています。
The foldable and cover displays on both the Z Fold 6 and the Z Flip 6 will be larger than on the Z Fold 5 and Z Flip 5. Exact sizes in latest DSCC Foldable Report. Flip 6 cover display approaching 3.9".
— Ross Young (@DSCCRoss) November 29, 2023
Young氏の予想が本当であれば、これは特にGalaxy Z Flip6にとって大きな動きとなりそうです。現行モデルのGalaxy Z Flip5のカバーディスプレイも、前モデルの1.9インチから3.4インチへと大型化していましたが、次はそこからさらに大きくなるので、より使いやすくなりそうです。
また、もしも3.9インチの大きさになれば、3.6インチの画面を搭載するrazr 40 Ultraを上回ることになります。
かたやGalaxy Z Fold6に関して、Young氏は詳しい情報は述べていません。より厚みが薄くなり、ベゼルが狭くなるとのうわさもありましたが、それ以上の情報は今のところ見当たらない状況です。
Galaxy Z Foldシリーズは「横に折りたたむ」という設計のため、カバーディスプレイの横幅は広げにくいはず。しかし、よりベゼルを狭くするなど、少しでも画面を広くする工夫をするのかもしれません。
Source:Ross Young(X)
via:9to5Google