マイクロソフトがiOS向けのサードアプリストアを提供する計画だ、と米大手メディアのブルームバーグが報じています。
現在のiPhoneやiPadに搭載されているアプリストアは、アップルの「App Store」だけです。しかし、同社は欧州で独占禁止法に違反しているとみなされており、サードアプリストアを導入する可能性が高まっています。
ブルームバーグによれば、アップルはサードアプリストアを受け入れるために上級チームを設置したとのこと。
マイクロソフトのXboxビデオゲーム部門を率いるPhil Spencer氏によれば、マイクロソフトは、アップルやグーグルが牙城を築くモバイルゲームストアに挑むため、パートナーと作戦を話し合っているというのです。
さらに、Spencer氏はインタビューでサードアプリストアの立ち上げ時期についての明言を避けたものの、「何年も先のことではなく、もっと早い時期だと思う」と語っています。
欧州での判決によれば、アップルは2024年3月6日までにサードアプリストアを受け入れる必要があります。この流れが欧州だけのものとなるのか、あるいは日本でもiOSのサードアプリストアが利用できるようになるのか、今後が注目されます。