Androidスマートフォンでアップルの「iMessage」を使うことができるアプリ「Beeper Mini」が、Google Playストアで公開されました。
iMessageはアップルが提供するメッセージサービスで、iPhoneやMacで利用することができます。これまでもクラウド上のMacを経由したり、あるいはApple IDでサインインしたりすることで、アップルのデバイス以外でiMessageを利用する方法がありました。
しかし、Beeper MiniはiMessageに登録された電話番号でAppleのサーバーと直接通信することで、AndroidスマホでのiMessageの利用を可能にしました。これにより、メッセージの送受信やリアクション、スレッド、高画質画像の共有、グループチャットなどの機能を使うことができます。
Beeper Miniの開発者によれば、同アプリはメッセージや連絡先、Apple IDのパスワードにはアクセスしないとのこと。アプリのコードはオープンソースとして公開され、透明性をアピールしています。
Beeper MiniはGoogle Playで配布されており、2ドル(約290円※)の月額料金で利用可能。AndroidスマホでiPhoneを持っている友人とチャットをするときに「青いバブル」のメッセージが送れるのは、なかなか便利といえそうです。
※1ドル=約147円で換算(2023年12月6日現在)
Source: MacRumors