アップル製品が事前に病気の兆候を知らせたり、事故直後に緊急連絡をしたりして、ユーザーの命を救ったことはこれまでに数多くありました。最近では、イスラエル軍の兵士が「iPhoneが銃弾を食い止めたおかげで一命を取り留めた」と報告しています。
iPhoneは防塵や防水、非常に高いあるいは低い温度に耐えるよう作られています。が、アップルが公式に防弾仕様だと述べたことは一度もありません。
さて、X(旧Twitter)ユーザーのLiving Lchaim氏は、iPhoneが銃弾を防いだためにある兵士の命を救ったという動画を投稿。この兵士はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相らから新しいiPhoneをプレゼントされています。
His phone literally STOPPED a bullet & saved his life.
So Prime Minister Benjamin Netanyahu (@netanyahu) & Shai Graucher went to gift him with a new one.
“You are our heroes and together we will win"
Many iPhones and iPads donated by the Book and Schottenstein Families ♥️ pic.twitter.com/FN2epHGbAa
— Living Lchaim (@LivingLchaim) December 19, 2023
ビデオに映し出されたiPhoneは、頑丈なケースと透明なプラスチックらしき裏地に覆われたもの。弾丸はそのままiPhoneを貫通したものの、ケースを突き破ったところで勢いを失い、持ち主に大けがを負わせることはなかったようです。
このiPhoneがどのモデルかは分かりにくいのですが、背面にタテ長のカメラバンプ(出っ張り)があることから、iPhone Xだった可能性もあります。生き延びた兵士がもらったのは、最新のiPhone 15だと確認できます。
が、そもそも「戦いの中、銃弾に撃たれる」という事態があってはならないはず。iPhoneが自ら銃弾を防ぐような状況が、世界からなくなることを祈りたいところです。
Source:Living Lchaim(X)
via:AppleInsider