英Nothing Technologyは先週、新型の完全ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear」と廉価モデルの「Nothing Ear (a)」を発表。それに続き同社のスマートフォンNothing Phone (2)向けに、人気のChatGPTと統合するソフトウェア更新を配信開始しました。
これはNothing OS 2.5.5により実現するもの。まだ前モデルのPhone (1)と廉価モデルPhone (2a)には提供されず、今のところPhone (2)専用となっています。
主なアップデート内容は、ざっと次の通りです。
- カメラが「Ultra XDR」(一般的にはUltraHDR)に対応
- RAMブースター機能
- 新しいレコーダーウィジェットを追加。外出先で簡単にオーディオ録音可能に
- 新しいバッテリーウィジェットを追加
最大の新要素は、Phone (2)にChatGPTを統合したこと。ホーム画面にChatGPTのウィジェットが追加され、ChatGPT(Playストアからインストールが必要)を呼び出せるようになりました。テキストおよび音声での会話が可能です。
また、スクリーンショットとクリップボードにも新しいボタンが追加され、その内容をChatGPTとの会話に直接貼り付けることもできます。
このChatGPT統合は、Nothing Earと Ear (a)にも及んでいます。Nothing Phone (2)とペアリングしておくと、スマホ本体を取り出すことなく、ChatGPTで音声会話を始めることが可能です。
今後Nothing Phone (2)とEarユーザーは、音声アシスタントの感覚でChatGPTを呼び出し、会話を楽しめることになりそうです。
Source: Nothing
via: 9to5Google